そろそろ蚊の季節がやってきます!
嫌ですよね。刺される場所によっては、ものすごくかゆかったり・・・
虫よけ対策なども面倒ですし。
夜寝るとき、明かりを消すと耳元で・・・ブーン! 最悪ですね。
蚊の発生する原因は、水たまりに湧くボウフラです。水たまりを作らない事が最善なのですが、
植木鉢の水受け皿の少量の水たまりでも発生してしまうんです。。。
日本に100種類ほどいる蚊は一度の産卵で200個ほどの卵を産むそうなので、発生を防ぐのは
非常に難しいんですが。。。。。
そんな季節の前に、ボウフラ対策です。
まず、生き物には生き物で!という事で、生き物生態系サイクル活用対策です。
睡蓮鉢などがある場合ですと、エサとして食べてくれるメダカを飼育する作戦です。
酸素ポンプは不要で飼育できるので手間も掛かりませんね。
しかし、ボウフラを食べられないほど小さなメダカはNGです。
続いて面白いのが、金属作戦です。
私たちの仕事で多いのが、雨水を溜めて花壇の散水に利用する『雨水タンク』の設置です。
物によっては蚊がタンクの中に入り込んだり。。。タンクは設置せず、バケツに雨水を溜めておくだけの花壇用水に産卵。。。 こんな時は金属作戦!!
なんと 銅板を入れるんです! 銅板を入れることで、銅イオンが水中に溶け出して蚊の成長を
防ぐんです! ホームセンター等で売っている銅板を、台所洗剤で軽く洗ってから
水の中に入れます。
ここがポイント☛ 洗わないと表面に油分が付いたまま。銅イオンがうまく溶け出しません。
また、銅板が底の方に沈んでいるような入れ方だとNGです。蚊は水面近くで産卵します。
クリップ等で水面付近に固定してください。
こんな形で、ボウフラ対策が出来ます。今回は薬品や電気を使わない安全な対策をご紹介しました。
ボウフラの大量発生前に、試してみてはいかがでしょうか。
そして最後に、
各市町村で、雨水タンク設置に対する補助金制度もありますので、ボウフラ対策と補助金制度を両方利用されてはいかがでしょうか。☝