アジサイの季節です

町中のアジサイに癒される季節になってきましたね。

特別世話をしなくても勝手に育って勝手に花が咲くタフな木で、また挿し木でも容易に増やせるので、
知り合いの家で見かけた気に入った品種を分けてもらったりと、気軽に育てられる木です。しかし、
場所によっては大きくなりすぎて困ったり、あるいは限られたスペースに植えたアジサイを大きくし
たくないとお考えの方も多いと思います。

しかし、何も考えずに小さくすると多くの場合花付きに影響します。
そこで今日は、そんなアジサイの大きさをコントロールしつつ、毎年きれいな花を楽しむためのコツ
をお話しします。

毎年花を楽しむために大事なこと、花芽のことを考えましょう。
今咲いている花の元となる花芽はいつできた(分化した)のでしょうか
アジサイの花芽は一般的に開花の前年の8月ごろからその年に伸びた枝の先端に分化します。
そのためそれ以降に先端を切ってしまうと、翌年その枝には花は咲かないわけです。

通年の手入れでは、花の色が冴えなくなる(?)7月中旬頃今の花の2芽下あたりの葉の上で切ります。

この教科書通りの切り方なら毎年花は楽しめるのですが、毎年同じ要領で切っていくとだんだん大きくなって
扉が開かなくなったり、通りずらくなったりと、場所によっては邪魔者になってしまいます。

そこで数年おきに大きさをリセットするつもりで強剪定します。
花に名残惜しい6月中であれば、基本的に好きな大きさ(小ささ)にでき、多くの確率で翌年でも花が楽しめます。
アジサイはそんなわがままにも答えてくれる太っ腹な木です。

ただ一つ注意することは、すべての枝で最低一対の葉は残して切り、枝を丸坊主にしないことです
このように切ると、その枝が枯れこむことがあります。
先端に葉を残しておくことで、根からの水の流れを生かしたままにするということです。

また、すべての枝の長さを短くするだけでなく、全体の枝の本数を減らすつもりで、からんでる枝などを
元から切ると完璧です。

イメージとしては、切った状態から2~3まわり(かなりアバウトですがw)大きくなった状態が、来年の見ごろ
の状態だということを想像しながら大きさを決めましょう。