十分な空間がありながらも活用されていなかった天井裏を、お子様の遊び場兼収納として有効活用したいというご要望にお応えした計画になります。
天井裏には様々な設備配管、構造体があるため、それらをどのように邪魔にならないよう処理して、価値のある空間としてまとめるかがポイントになりました。
どうしても撤去や移動ることが出来ない柱や筋交いはその配置を逆手に取り、写真のような間仕切り壁としてレイアウトしていまうことで、収納を効率的に間仕切ることができる仕切り壁として、またお子様の洞窟風隠れ家として生まれ間変わりました。また、あえて柱の配置を残すことで凹みを作り、将来棚板を設ければ単行本がすっぽり入る空間となるよう工夫を致しました。
真下のお部屋から出入りできるよう天井収納型のハシゴを設け、普段はハシゴが邪魔にならないよう収納することが可能となっております。
断熱材をしっかりと充填し、小屋裏特有の激しい温度変化を極力抑えるような工夫もなされています。