一軒家を建てたときに、一階部分は思っている以上に外から見えやすいことが多くなっています。外から見えにくくするためには、目隠しフェンスや塀を作ることがおすすめです。現在は、デザイン性の高いものも多くあるので、家の雰囲気や自分の好み・予算に見合ったものを選ぶことができます。
この記事では、エクステリアの目隠しフェンスや塀の費用・施工期間などについて解説していきます。
エクステリア・目隠しフェンスについて
目隠しフェンスは、さまざまな素材があり、風通しが良かったり、デザイン性の高いものが多かったりします。自分の好みに合わせたカスタマイズもできる点で目隠しフェンスは魅力的です。生活スタイルによって合うものを選びましょう。
種類
目隠しフェンスの種類として、主に天然木材、樹脂製、アルミ製があります。
天然木材は、耐久性が他の素材と比べ耐久性に劣るので、昨今使用されることは稀になりましたが、年数がたつにつれて、色味の変化もあるので長く楽しめることができます。
樹脂製は、見た目は本物の木にそっくりですが、腐食の心配がなく変色しにくくなっています。カラーバリエーションが豊富で、家に合った色を選ぶことができます。また、素材の組み合わせ方によっては、よりおしゃれに見せることも可能です。
アルミ製の目隠しフェンスは、丈夫で安定した形状を保ちます。メッシュタイプのアルミフェンスの場合、ツタなどを絡ませて楽しむこともできます。一般的な住宅によく使われているのはアルミ製の目隠しフェンスです。
施工期間
デザインを決めたり業者を決定したりと施工期間以外にもやらなければいけないことが多いですが、規模にもよりますが、工期だけでいえば2～3日それ以外でも1週間程度で作業が終わることがほとんどです。
エクステリア・塀について
塀は、目隠しフェンスよりも家の中をしっかりと隠すことができます。外の空間とプライベート空間をきっちりと分けたい方にとっては、塀を選ぶほうがおすすめです。しかし、塀は一度立ててしまうと、塀だけで見栄えが決まってしまうので、デザイン性や家との雰囲気はしっかり考えることがおすすめです。
種類
塀の種類はさまざまで、主にタイル張り、レンガ、化粧ブロック、コンクリート、左官などがあります。種類によって、見栄えや色合いが異なるので、他の家の塀などを見てみることもおすすめです。自分の家と合わせてみると重たい印象を持たせてしまう塀もあるでしょう。タイルやレンガなどは色の幅があるので、家の雰囲気に合わせた塀づくりがやりやすくなっています。どの塀もプライベート空間をしっかりと確保できるような作りになっていることが多くなっています。
費用
塀の費用は、素材や塀を置く面積によって変動します。また、もともと塀がある場合は、解体する費用も入ります。どの塀も金額自体はそこまで変わりませんが、目隠しフェンスよりは高額になりやすいので、予算をあらかじめ決めておくことが大切です。
施工期間
塀の施工期間は、目隠しフェンスと同様に1週間ほどです。こちらも、施工期間自体は短いのですが、塀のイメージを考えたり、業者との連絡を取ったりなどで時間がかかるため、塀を作りたいと考えたらすぐにデザインや予算を決めることがおすすめです。
目隠しフェンスや塀を作るときのポイント
目隠しフェンスや塀を作るときは、高さに注目することと、自分の条件を明確にすることがポイントです。それぞれを意識することで、選択肢がよりはっきりしてきます。
高さに注目する
目隠しフェンスや塀は、高さを自由に選べます。自分の家をどれくらい見えないようにしたいか、日光をどれくらい入れたいかなどを考えて高さを決めましょう。また、フェンスや塀を置いたときに家の中から見える外の風景と外から見える中の風景の高さは異なります。どのくらい見えないようにしたいか、見えてもいいかを考えたうえで高さを決めることがおすすめです。
自分の条件を明確にする
自分の中で、フェンスや塀に求める条件を明確にしておくことで、必要なものを早く絞ることができます。予算、デザイン性、防犯、メンテナンス、風通しなど考える条件や希望はたくさんあります。これだけは譲れないと考える点を明確にしてから、業者などに連絡するとスピーディに進めることができるでしょう。
まとめ
目隠しフェンスや塀は、防犯や風通しなどの利便性以外にもデザイン性や家との雰囲気も合わせて決めることができます。長く住み続ける家だからこそ、全体を見て自分の条件に合ったものを選びましょう。「株式会社永和建業」では、お客様の要望に寄り添ったご提案をいたします。なにかわからない点があってもお気軽にご相談ください。ぜひご来店お待ちしております。
